予定通り、6日から14日までロシアを視察旅行してきました。
久しぶりの団体パック旅行。
(前回はニューカレドニアだったはず。
日本からの添乗員付きはトルコ以来か。)
6日の集合時間が少し早めだったので、5日に成田ヒルトンで一泊。
これは昔のリーガロイヤルなんですが。
2、3回行った小田原ヒルトンと違って、採算が取れている様子で何よりです。
(小田原の場合、名前貸しの営業指導だけでしょう、多分。
現在の所有は自治体かも。
元は、御他聞に漏れず、国の某組織の作った赤字保養施設。
建設当時は採算度外視して、案外、豪華に仕上げていたんですよ。)
最近、ヒルトンホテルグループ自体が身売りしたようで。
それにしても、パリスはヒルトンのブランド格を上げたのか下げたのか。
微妙ですね。
上流にも序列があるんです・・・。
この点を指摘したかった。
成田空港の集合場所で、まず徴収したのが燃料サーチャージ。
石油価格の高騰によるものですが、各航空会社によって、多少、料金に差があるのが面白い。
興味があるのは、旅行会社が中抜きしてるかどうか。
そこそこの金額になっていますが、さて、その実態は?
ちなみに、トウモロコシ価格の高騰なんか、完全に、便乗投機になっていますね。
バイオエタノールですか。
フッ、その内、神商ビジネスの対象にしますよ。
今から、予告しておきます。
この一言で、市場が、どう動くか。
という導入部から、今回の旅行記の始まり始まりー。
今回のツアー代金は、燃料サーチャージ+一人部屋追加代金込みで60万円足らず。
夏休み中だから、母娘連れが多かったですね。
(3組中、娘が大学生が2組。
しっかし、こういう家庭の親父は何をしてるんだか。)
他も家族連れが多く、一人参加は私だけ。
(夫婦が2組、親子3人家族が1組。
中年の仲良しオバサン二人連れが一組。
この内、年金族は1組。)
添乗員は30歳過ぎの女性で、かなりの海外ツアー経験者。
ちなみに、今回のビデオは、殆どが、彼女撮影です。
なお、サンクトペテルブルグもモスクワも、専用バスに現地ガイドが付きました。
使用航空会社はモスクワまで往復ともJAL。
そのエコノミークラスに乗ったのですが、日本らしく、各シート毎に液晶画面は付いていました。
上映映画、その他もマアマア。
しかし、シート自体は、昔ほどではない。
解れというか、少し破れた箇所のある座席もあったりして・・・。
経費節約なんでしょうけど。
隔壁金属疲労でダッチロールして以来、ブランドイメージに陰りが出て、そのまま現在まで引き摺っている感じ。
ボーイング社に舐められて、黙って引き下がった挙句が、この様。
ANAと比べて株価も冴えないわけだ。
はやく黒字になりなさい。
一般論ですが、CAなんか派遣にピッタリの職種でしょうに。
というわけで、モスクワで国内線に乗り継いで、サンクトペテルブルグへ。
空港で両替すると、1ルーブル4.5円程度。
何故か、未だに、$ならレートが有利。
ロシアも、そろそろ、過去ではなく、未来を見た方が良いのでは?
こういうビジネス示唆をするのも、今回の目的でした。
現地はサマータイムということで、日本とは5時間の時差。
その日はホテル直行で、何も見物せず就寝です。
ホテルはSクラスのノボテルセンター。
旅行会社発行のパンフレット記載ホテルとは違っていました。
比較的新しくて、まあまあか。
値段相応。
個人の視察旅行中には使わないレベルのホテルなんですが・・・。
これも調査の一環。
以下のビデオの最後に、ホテルの外観が登場します。
翌日からは、市内観光の始まり。
聖イサク寺院とか血の上の教会とか。
昼食後は、バレリーナ養成学校のレッスン見物。
12歳前後の子供のバレリーナが愛想良く出迎えます。
マ、見物後の記念土産物を買わすのが目当てでしょう。
つまり、この見物は慈善活動みたいなもの。
(これで興味を持ったら、その夜、バレー鑑賞のオプショナルツアーに参加する仕組み。)
しかし、ここのトイレは水が流れません。
改修しておいた方が印象良くなりますよ。
その後、運河クルーズで市内観光。
一日目ということで、少し早めにホテルに帰って夕食です。
ちなみに、私は夜のバレー鑑賞には行きませんでした。
この日の様子は、こんな感じ。
サンクトペテルブルグ1日目
各見所のスライドショー
翌日は、有名なエカテリーナ宮殿とピョートル大帝の夏の宮殿観光。
共に、サンクトペテルブルグ市内ではなく、隣市に位置します。
それぞれ、別の市になっているところが面白い。
まずは、エカテリーナ宮殿へバスで移動。
漂着した大黒屋光太夫一行が謁見した間なんてのがありましたね。
映画撮影を、ここでしたそうな。
有名な琥珀の間は撮影禁止なので、隣の部屋から内部の感じを少しだけサービス。
但し、この宮殿なんかは、第二次世界大戦中、爆撃その他で、ほぼ廃墟になっていたのです。
廃屋の写真まで展示しているのですから。
それを、戦後、復興させて観光地としてカムバックさせたもの。
(どこでも、こんなものですね。
日本の城なんかも、復興城は多い。
何故、皇居に江戸城を復興させないのか不思議。
バッキンガム宮殿並みに観光地化して、収入を皇室予算の一助にすればいいのに。
皇室は、それくらいは我慢すべし。)
琥珀なんかも、全部持っていかれたようで。
(略奪者がドイツ兵なのか、地元住民なのかは不明。)
だから、現在の琥珀は、総て復旧品。
そのビデオが、これ。
エカテリーナ宮殿
次に、ピョートル大帝夏の宮殿にバス移動。
ここは噴水で有名。
彼が、何故、大帝と呼ばれるかというと、ロシアの領土をバルト海にまで繋げた功績により。
スエーデンとの戦争で勝った戦利品。
これで、ロシアは海軍を持てたらしい。
(ということは、その当時、極東沿岸一帯はロシア領地ではないという共通認識があった証拠かも。
しかし、エカテリーナの時代には領土意識があったようで。)
日露戦争でも、バルチック艦隊は、ここから出航したんです。
地球半周して御苦労さん。
この結果、日本海海戦前に、かなり消耗してますね。
日本の陸軍脚気よりはマシか。
というわけで、そのビデオを。
(子供の遊ぶ噴水もありましたので、途中サービス。
言っておきますが、私はロリコンではありませんよ。)
夏の宮殿
その日は、そこから水中翼船でサンクトペテルブルグへ戻りました。
桟橋から先回りのバスに乗ってホテルへ。
ホテル着後、夕食。
旅行中の昼食や夕食はパック料金に込みでロシア料理が多かった。
ペリメニ・つぼ焼き・チョウザメ・シャシリク・ボルシチ・ピロシキ・ビーフストロガノフ・キエフ風カツレツなんか。
(朝食はホテルのビュッフェ。)
ちなみに、旅行中、行く先々の観光地では、なるべくトイレを使用してみました。
有料トイレはマアマア。
無料の場合、日本の基準からすれば、使えないものもありましたね。
翌日は、市内の名所、エルミタージュ美術館へ。
午前中見て、館内のカフェで昼食。
その後は自由時間ということで、私は引き続きエアコンの効いた館内に残りました。
(信じられないことに、この夏の猛暑は日本だけではなく、ロシアも。
旅行中、連日、30℃を超える暑さで、観光以外で街を歩く気にならなかったのです。
帰国すると、もっと暑かったけど・・・。)
午後の発見は、ここにも、例のごとく、エジプトの間があるということ。
これは、英国、フランス、ドイツと、どこの国へ行っても博物館・美術館にあります。
地元のエジプトは勿論、米国のメトロポリタンにすらある。
昔から、これほど発掘してくると、もうカスしか残ってないでしょう。
現在は、残り滓を掘って喜んでいる状況か。
館内を一通り見て、待ち合わせ時間より少し早めに出て、隣の海軍省の建物を一周。
日向を避けつつ、木陰と川べりの散歩。
雰囲気調査です。
広場に有料トイレバスなんかがありました。
(バスは珍しい。
ロンドンのカプセルトイレで地下から出てくるのがあったけど。)
その後、ニコライ宮殿へとバス移動。
ここでコース料理を食べた後、民族舞踊の鑑賞。
その後、夜行の寝台列車に乗って、モスクワへ移動する段取り。
しかし、出発時間まで間があったので、ホテルに立ち寄り、ロビーで一休み。
この待ち時間を利用して、私は一人で、ネフスキー通りのデパートへ買い物に。
夜10まで営業してるんですよ。
土産物として、琥珀を買いました。
(8月のサンクトペテルブルグは白夜で、夜10時でも薄明るい。
但し、夜中には暗くなります。)
その後、駅に行き、寝台車に乗車。
(ビデオの最後の方は、駅の構内です。)
この日の様子は、こんな感じ。
エルミタージュ
列車は一等寝台車で、コンパートメントを私一人で使用。
狭いですが、夜食や朝食が付いていました。
翌朝、モスクワに到着して、直ぐにバスに乗り、モスクワ郊外の観光旅行へ出発。
“黄金の環”なんて呼称の地域のキリスト教系修道院・教会巡りです。
ロシア正教の特徴はイコンですか。
サンクトペテルブルグの教会でも、モスクワの美術館でも、大事そうにしていました。
それと、教会の塔の先の形状。
あれは、蝋燭の炎を表現したものだそうで。
途中、モスクワ郊外で朝食です。
列車の朝食を食べてなかったので、パンケーキとオムレツの合いの子みたいなのを食べました。
その後、一路、世界遺産のロシア最大の修道院があるセルギエフ・ポサードへ。
途中、少し渋滞しましたね。
で、街に着いて、まず、マトリョーシカの製造工程見物。
これは、例の、入れ子になっている人形のこと。
その後、自分達で体験絵付け。
なるほど、顔の表情が難しい。
こういう体験をさせておくと、土産として買う際、値段に納得するという仕組み。
一応、4段組みを買っておきました。
その後、目的の修道院近くまでバス移動し、昼食。
それから、歩いて修道院まで。
途中に、第二次世界大戦の記念モニュメントがありました。
この辺まで戦闘があったわけだ。
修道院自体は、それほど大したことはありません。
それよりも、ここでは、ロマの物売りが五月蝿くて邪魔。
その仕返しに、修道院見物中、近寄った修道士にストレスを掛けておきました。
(もう少し周知徹底させて、世間の秩序を保つように、ヨーロッパのロマも。)
というわけで、その日の内に、次の目的地であるスズダリへ移動。
着後、ホテルにチェックインし、夕食。
ここのホテルは田舎では精一杯のAクラス。
この日のビデオは、こう。
セルギエフ
翌日は、スズダリ観光。
ここも世界遺産で、村全体として昔の建物が保存されている佇まい。
その中に、教会がチラホラ。
午後には、比較的近くのウラジーミルへ移動。
割り合い大きな街でしたが、ここのウスペンスキー寺院も世界遺産指定だそうで。
(ホント、キリスト教系には遺産指定の大サービス。)
なお、黄金の環では、行く先々で、結婚式に遭遇しました。
というか、ロシア旅行中、至るところで、結婚式(の服装を)をしているカップルに会いました。
ロシアは8月がシーズンなのか?
当然、周りには、それなりの正装をした男女のグループがいる。
興味深いのは、皆、年頃で若かったということ。
つまり、見栄えが良く、気持ちいい。
年寄りは、何処にいったのでしょうか?
というわけで、その日の内にモスクワに移動。
ホテルはSクラスのラディソン・スラブヤンスカヤ。
(ラディソンは、確か、米系ホテルのはずですが。
成田にもある。
ヨーロッパではラディソンSASなんて系列化展開してますね。)
チェックイン後、ホテルで夕食。
何故かイタリア料理。
同じレストランで別の日本人グループも食事してました。
その日は、ここまで。
この日のビデオは、こんな感じ。
黄金の環2
次の日は、午前中に、クレムリン観光。
(パンフレットに書かれている日程が変更で、市内観光は翌日に。)
これが世界遺産なのは納得。
観光名所であると同時に、政治の実務をこなしている建物もあるという優れもの。
(城砦に囲まれた広さを実感させるため、ビデオで外見特別サービスしておきます。)
この城砦内の寺院や武器庫を見物。
武器庫見物途中、雰囲気調査で階下のトイレへ。
チケット無しで、出入り口はパス。
ところが、トイレではチンピラがウロウロ。
勝手な単独行動をするなと言わんばかり。
(アホ、逆探知で、餓鬼の動向調査だ。
どこの国にもいるもんだ、餓鬼が。
日本の秦野には特別に多いけど。)
別料金を払うと、歴代王朝の宝飾類展示館にも入場できます。
(3500P。
ロシアではPが英語アルファベットのRに相当。)
後学のため、一応、視察しておきました。
なるほど、宝石類が豪華ですね。
あれほど揃えると、そこらの何々コレクションなんか飯事に見えます。
但し、ゴルフボールクラスのダイヤはなかった。
内部には護衛というか見張りがいて、出口を仕切っています。
出る時、扉の厚さを見たら、部屋というよりも、大きな金庫ですよ。
窓なんかないし。
この日の昼食は、多分、サービスのつもりの日本料理店で。
日本人の料理人がオーナーで、豆腐が固かった以外はマトモ。
食後、ロシア絵画のトレチャコフ美術館見物。
ホテルへ帰る前に、土産物屋に寄ってショッピング。
琥珀の値段を比較しただけで、何も買いませんでした。
値引きもするということで、ペテルブルグのデパートよりも、少し安かった。
ホテルに帰って夕食後、サーカス見物へ。
これもコースに入っています。
サーカスは満席。
テントではなく、常設の建物で、椅子が固い意外は劇場風。
映画館みたいに、ロビーはポップコーンの匂いがしてました。
というわけで、その日のビデオは、これ。
モスクワ1
翌日は、午前中、モスクワ市内観光。
(出発前に、ホテルの内部と外部の撮影を。
内部は、ロビーではなくエレベータホールです。
少し広いのが珍しいので。
ホテルの建物写真なら、パンフレットにもネットにも載っています。)
モスクワを一望できる丘やモスクワ大学の見物。
(モスクワ大学は、典型的なスターリン様式の高層建築。)
その後、赤の広場へ。
(ロシア語で“赤い”とは、“綺麗・美しい”という意味だとか。
例えば、“赤い娘”というと美人ということ。)
ここはクレムリンの裏手。
(モスクワ川側と、どちらが表かは別にして。)
完全に観光地です。
捩れ玉葱塔の聖ワシリー寺院やレーニン廟、グム百貨店なんかで囲まれています。
一画に立つ老舗ホテルは、現在、改修中。
暑いので、グムに入り、店先で売っているアイスクリームを。
こう言うと庶民的なデパートに聞こえるかもしれませんが、ブランド店のショッピングセンターです。
内部は改装中で、有名ブランドもボチボチ。
現在、ロシアでは、こういう購買層が増えてきた証拠かも。
観光客だけが相手にも見えません。
ゆっくり午後まで見物後、国際空港へ。
途中の郊外レストランで遅い昼食。
この時、午前中に見学した女子修道院でボヤがあったというニュースが流れているという情報が入りました。
(この修道院には、離婚された王女なんかが住んでいたそうで。)
これを聞いて、少しザワつきましたね、一行が。
時間の問題なので身近に感じたんでしょう、多分。
私は微動もせず。
というわけで、この日のビデオは、こんな感じ。
モスクワ2
空港について、直ぐにチェックイン。
その後、空港内の視察。
この国際空港ターミナルは手狭なので、そろそろ新空港を建設する時期かも。
(そういえば、近隣で工事をしてました。
しかし、拡張よりも、大型の別空港の方が良いですよ。
すでに、モスクワには複数の空港があると聞いてはいますが。
国内線との接続と、市中心部までの電車線路のことを考えるように。)
出発まで時間があったので、ダイナースクラブカード会員が使用できるラウンジへ。
穴場で、それほど人はいませんでした。
そこで、時間潰しをし、機内へ。
(ルーブルの両替はせず、次回に使用(予定)。)
行きも帰りも、ほぼ満席で、隣のいない座席への移動はできず我慢。
夕方の6時くらいに出発ですが、時差の関係で、成田着は朝の8時過ぎ。
以上が、今回のロシア旅行記でした。
ここからは、総括を。
まず、サンクトペテルブルグですが、この街は完全に観光地化しています。
街全体が整然と統一の取れた石・コンクリートの建築物で出来上がっているのは歴史的遺産として。
それを修理・修復しながら、市民は今でも住んでいますね。
建物内部の改築・改装だけではなく、外部のメンテナンスも観光地として意識しています。
古びた外観の建物は外装工事中でした、どれも。
ところが、新築の高層ビルは無し。
新築の場合でも、周囲との調和を考えた建物になっています。
ある意味で、パリの中心地よりも統一が取れている感じ。
その証拠として、比較的新しいノボテルホテルのビデオを撮っておいたのですよ。
違和感がないでしょう。
ガスプロムが本社ビルを超高層で建てようとして、反対されているのも納得。
建てるならモスクワにしておきなさい。
このように、街全体として、金回りは悪くない感じ。
観光客様様というわけ。
総て、ピョートル大帝の御威光です。
彼が造った街ですから。
そういえば、現在のペテルブルグの給与水準は日本の半分程度だと言ってましたよ、現地ガイドが。
(月給10万円くらい。
これがロシアの現状です。
少しは目を覚ましなさいよ、日本人も。
資源が高騰したら、製品価格に転嫁すればいいの。
それで売れなければ、製品に魅力が無いということで、諦めなさい。
それが証拠に、海外旅行は、燃料サーチャージを払ってでも、行く層は行くでしょうが。
この指摘が今回の目玉。)
但し、インフラ全体にまでは、まだ手が回ってないようで。
暖房は街全体で無料としても、出る水・湯が少し濁っています。
これは、ホテルの所為ではなく、途中の配管が古びた所為でしょう。
ミネラルウォーターや化粧水を使う理由が良く判ります。
その地域の経済状況が住んでいる女性の魅力に反映するのは、万古普遍の真理。
サンクトペテルブルグでは街を歩いた際、美人が多く目を引きました。
観光客ではありません。
ロシアのスラブ系も捨てたもんじゃない。
マ、私が魅力的だから、自然の摂理で寄ってくるとか・・・。
どこの国でも、そうなんですが、美人侍らせ3大組織というのが存在します。
政府系と芸能系とマフィア系(日本ではヤクザ)。
後は、国際企業の社員系も、最近は勢力を持ってきましたね。
どれも、必ず、外部にも内部にも、対立競合組織があるから面白い。
一筋縄ではいかないということ。
一方のモスクワ。
スターリン様式の高層建築が目を引く大都会ですよ。
人口1千万人を超えていますから、ロンドン・パリを凌いでヨーロッパ一のはず。
ロマ系は結構いましたが、黒人系住民は目に付かなかったですね。
この意味で面白い都市です。
新しい高層ビルも、ボチボチ建ち出しています。
これは、石油やガスの燃料資源高騰の御蔭。
数年前から、突然、高騰が始まったのですが・・・。
あれは、誰かの天の一声から始まったというのが通説です。
噂で知っていますか、誰なのか?
歴史、というか、経済の公然の秘密だったりして・・・。
知らないのは素人。
一つ気がついた点として、壁の落書きがあります。
これの発祥は、多分、アメリカのニューヨーク辺りでしょう。
今や、世界中、どの都市にも見られる現象。
サンクトペテルブルグでもモスクワでもあった。
(さすがに、スズダリでは発見できませんでしたが。)
この悪い意味でも、完全に先進国の仲間入りしてます。
マクドナルド顔負け。
ところがです、不思議なことに、北京や上海では見なかった。
これは、本当に無いのか、それとも、私の行動範囲が狭くて発見できなかっただけなのか。
どうかな、中国よ。
もし無ければ、人権問題と表裏一体の関係ですね。
注意しておきますが、落書きなんか無いに越したことはありません。
美的センスの意味で、あれほど醜悪なものはない。
あれは、明らかに、見た人間に不快感を抱かせるのが目的です。
学生運動盛んなりし頃の大学の建て看板と同類。
泥棒の仲間内のサインなんて説もありますが。
同じ書くなら、もう少しマシなmangaとかあるはずでしょう。
オタク文化が何の役にも立ってない。
これは、国民意識の問題です。
日本も、一つ、落書き撲滅に挑戦してみたら?
少しは、美しい国になるかも。
できたら、褒めてあげます。
夏ということもあったのでしょうが、モスクワは雰囲気が明るい。
よく、ハリウッド映画で描かれる暗い印象とは正反対。
冬が暗いのは、モスクワでもロンドン・北欧でも同じはず。
市民の暖房費が無料な分、モスクワがましかも。
国の宣伝活動に、ここまで影響されるものなのか。
これは、私も腹を括って、徹底的に敵を粛清しなければ。
腰弁教授の風説なんかで、私の印象が、どう錯覚されているか、十分承知してますから。
一方、情報世界大戦の敵は、未だに、自分達の印象が、どうなったか把握できていません。
茹で蛙にツボカビ状態なのに。
なお、これは後日談になりますが。
帰国後、ニュースを見ると、修道院のボヤどころじゃない。
我々が帰りの機内にいる丁度その時間帯に、モスクワ-サンクトペテルブルグ間の急行列車が爆破されたそうで。
脱線して死者も出たようですが、テロなのか。
現場は橋の直前だったようですが、川に落ちなかったのが不幸中の幸い。
神の御加護かも。
しかし、最近のギリシャの山火事ほど派手ではありませんね。
放火説も流れていますが、犯人逮捕に繋がる情報に100万ユーロの懸賞金ですか。
さて、ギリシャで捕まるか?
誤解しないでください。
私は災害を楽しんでいるんじゃありませんよ。
タイミングに興味あるのです。
偶然、川上から赤土が流れてくるという、あのモーゼ感覚。
例えば、最近、日本で馬インフルエンザが流行しましたね。
これが何の偶然と看做せるか判る人はIT業界のプロ。
(どうかな六本木?)
マ、一々、気にしていられません。
私の科文学が起こした奇跡に勝るものは、この世に存在しませんから。
情報海を二つに分けることのできる実力です。
私は創造の科学神にして、ビジネスの福の神。
人類の邪魔になる真理無視悪魔やパシリ餓鬼を潰す役割。
メタ神なので、国籍・人種・宗教・年齢・性別関係無し。
この点、周知徹底させておきます。
現在、世界中、どこへ行っても、そこの国民は私の味方と敵とその他に分かれます。
最近は、かなり味方が増えてきた状況。
ついでに言えば、当然ですが、観光地では各国の旅行者も多いですね。
今回の旅行中は、目立ったところでは、イタリア系・ドイツ系・中国系・アラブ系。
英語喋る米英系は少なかった。
以上が、今回の視察記です。
仕事で行ってるのが判るでしょう。
段々、私のビジネスの正体・実体が判ってきましたか?
1000億円を窺う神ブランドビジネスです。